東北のレンタルボックス@国際ホテル旅館

■ 2012 年 9 月 11 日 火曜日
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2012年8月20日付けの「国際ホテル旅館」に弊社の記事が掲載されました。

~記事内容~

土地活用提案を行っている加瀬倉庫(本社・神奈川県横浜市)が展開しているコンテナ型レンタルボックス事業が好調だ。同社は現在、首都圏を中心に800か所4万区画のレンタルボックスを運営しているが、市場自体はまだ拡大傾向にあるという。

同社は基本的には10年の定期借地権で土地を借り上げ、定額の賃料を土地所有者に支払う仕組み。もちろん短期の一時使用も可能で、土地所有者にとっては、次の活用方法までの繋ぎとして安定した市場がある。

コンテナ型レンタルBOXを空地に東北エリアでのニーズ拡大

中でも現在、大きな需要があるのが、宮城県などの被災地周辺だ。住居を失った被災者を中心に利用者が増加、今後は復興工事に向けて、建築会社や工務店のニーズも期待されている。同社は宮城に拠点を持っていないため、地元不動産会社との連携も視野に入れていきたいという。

現在、宮城県内では仙台市や多賀城市で3カ所、約150個のレンタルボックスを運営しているが、特に多賀城の現場は開業からほぼ満室状態が続いており、他のエリアも高い稼働率を維持しているという。

今後、被災地では、宮城県だけでなく福島県や岩手県など 広範囲に渡ってニーズは拡大すると考えられ、同社はこうしたエリアへ積極的に進出 していきたいという。