全国賃貸住宅新聞に掲載

■ 2012 年 7 月 5 日 木曜日
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2012年7月2日付けの「全国賃貸住宅新聞」に弊社の記事が掲載されました。

~記事内容~

電気・水道・設備メンテナンスetc ”固定費適正化サービス展開”

プランナー(神奈川県横浜市)では、マンションや老人ホーム、ホテル、商業ビルなどの各種建物の「固定経費適正化」のコンサルティングを行っている。電気・ガス・水道などの光熱費や施設の維持管理費などの経費を削減していくもので、初期投資はかからないうえ、適正化を行った翌月から効果が表れるということもあるという。

マンスリーマンション年間38万円削減
同社の取り組みは、各固定費の現状の使用料やサービス量や質を落とすことなく、通常通り使用しながら単価を安くしていこうというもの。設置側にとっては導入前契約単価と導入後契約単価の差額と使用量、サービスの量を乗じた額が利益となる。 同社の専門スタッフが、施設が現在支払っている固定経費に関する明細書を精査し、適正な経費を計算する。
固定費に関わる各事業者と交渉するとともに、各事業者から出される見積書を更に精査し、適正な価格にしていくというコンサルティングを手掛けていく。
そのための成果がなければ報酬は払わなくてもいい「成果報酬型」で、削減額から割合に応じて報酬を受け取る仕組み。施設はリスクがないというわけである。もちろん同社では各事業者との手続きについても委任状により代行を行っていく。 同社によると、「電気料金」の場合、そもそも電気料金は契約種別によって大きく異なり、使用形態に見合った契約の見直しをするだけでコストダウンが可能になるという。
「ガス料金」はプロパンガスを使用している施設の場合、都市ガスと異なり同エリアに複数の会社は提供しているケースもあるため、会社を変えることや、使用状況に沿った制度を適用することで削減が可能になる。
成功報酬型で初期投資は不要
「エレベーター・消防設備保守」では、メーカー系と独立系、フルメンテナンス契約とPOG契約によって料金が異なり、エレベーター設備の種別と使用・経年状況等を比較検討することで削減が可能になる。
さらに同社は、「固定資産税・都市計画税」についても環付金の受領なども行っていく。
結果、25室のマンスリーマンションのケースでは、導入前と導入後を比較して年間、電気料金が6万3000円、水道が16万2000円、ガス5万3000円、ビルメンテナンス費が10万円の合計37万8000円削減することに成功したという。
また、70床の有料老人ホームの場合は、同様に983万5000円のコスト削減となった。