【全国初】全国初の3階建て仮設住宅の入居が始まりました。

■ 2011 年 11 月 10 日 木曜日

被災地の宮城県女川町にて、コンテナを使用した全国初の3階建て仮設住宅の入居が始まりました。

弊社は3月11日の東日本における震災の復興支援として、コンテナハウスを活用した仮設住宅の設置に取り組んで参りました。

同町はリアス式海岸が続き、平らな土地が少ないことから、必要な戸数を供給できる目処が立っていませんでした。そこで、震災直後から現地で支援活動を続けている建築家の坂茂(ばん・しげる)氏が、コンテナを使って多層(2・3階)の仮設住宅の建設を提案。加瀬グループもコンテナの提供という形で建設のお手伝いをさせていただきました。

同町女川浜の総合運動公園野球場にはコンテナ製2階建て仮設住宅が既に完成しており、45世帯が入居済みです。3階建てと合わせると全部で9棟に計189世帯、464人が暮らすことになります。

コスト、納期、敷地確保等厳しい条件が重なる中で、少しでも快適な住空間を被災地の皆様に提供することを目指して取り組んで参りました。被災地の一日も早い復興を心よりお祈りするとともに、これからも全力で復興支援活動に努めて参ります。